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ユウキです。
今回は WordPress テーマの中でも、デザイン性の美しさに定評のある TCD シリーズのブロガー用に特化した「Be」について、どんなテーマで、どのような機能があるのか。
参考サイトや評判をまとめて紹介しますので、よければ参考にしてみてください。
- WordPress テーマを探している方
- TCD テーマ に興味のある方
- TCD「Be」の購入を検討している方
- TCD「Be」のカスタマイズについて知りたい方
目次
「Be(TCD076)」はどんな WordPress テーマ?
TCD シリーズでブロガー用の代表的な WordPress テーマは、当ブログでも利用している「MAG」ですが、「Be」はその上位版にあたります。
2019 年 12 月 20 日にリリースされた「Be」は、初心者でも簡単に自分らしいブログを始められるというコンセプトで、女子向けのオンラインメディア・ブログを作成するテンプレートとして紹介されています。
女子向けとは言われるものの、実際はブログ運営をしたい人にとって必要な機能がはじめから数多く実装されていて、性別や経験を問わず、使い勝手のいい機能的な WordPress テーマです。
公式ページで紹介されている機能はこちら。
- トップページヘッダー(静止画、MP4、Youtube)
- ヘッダー画像カルーセル
- ヘッダー下にフリースペースの挿入機能
- イメージ画像付きメガメニューに対応したグローバルメニュー
- バナー表示に対応したモバイル用ドロワーメニュー
- 時短でテーマの着せ替えを可能にするテーマオプション管理
- ロゴ画像も表示可能なGoogleマップカスタムピンマーカー
- 会員獲得に有効なデザインされた保護ページ
- 直感的操作で記事が作成できるページビルダー機能
- ヘッダーバーの追従・固定表示機能(PC/スマホ)
- レティナディスプレイに対応したロゴアップロード機能(ヘッダー・フッター)
- 記事下の関連記事、プロフィール情報表示機能
- ローディング画面の設定機能(ロード画面の有無・ロゴ画像設定可)
- カスタムCSS
- カスタムスクリプト
- ファビコン設定
- 一括で配色を変更できるカスタムカラー機能(メイン・サブ・文字色)
- 各種要素ごとのフォントサイズ変更機能(見出し、本文)
- アイキャッチサイズ一括調整プラグイン対応(regenerate thumbnails)
- ページごとに「meta title」「meta description」が設定できるSEO強化機能
- 日付・カテゴリ・タグ・投稿者名・コメント・SNSボタン表示選択機能
- レスポンシブ対応(PC、タブレット・ミニタブレット・スマホ)
- 3パターンの記事一覧レイアウト(PC,モバイル)
- 任意のリンク先を設定できるフッターバナー表示機能
- ホバーエフェクト設定(ズーム・スライド・フェード)
- SNSボタン5タイプ(Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、Pinterest)
- Facebook OGP・Twitter Cards機能
- フォント(メイリオ、游ゴシック、游明朝)変更機能
- 404ページのカスタマイズ機能
- スマホ専用フッターメニューバー
- 広告スペース管理機能(ネイティブアド)
- 新クイックタグ機能
- 高速化設定(絵文字関連の読み込み・遅延読み込み画像・コード圧縮)
- 固定ページテンプレート「ABOUT」
- 固定ページテンプレート「RANKING」
- オリジナルウィジェット「デザインされた記事一覧1,2」
- オリジナルウィジェット「ランキング」
- オリジナルウィジェット「アーカイブ一覧」
- オリジナルウィジェット「カテゴリー一覧」
- オリジナルウィジェット「広告(ランダム表示機能)」
- microdata形式の構造化マークアップを適用したパンくずリスト
- 管理画面の多言語対応(日本語、英語)
引用:TCD公式サイトの「Be」紹介ページより抜粋
ざっと見るだけでも機能が充実していますよね。下の画像はプレスリリースの内容です。(画像クリックで拡大)
公式のデモサイトがあるので、サイトをつくった際のイメージ参考にご覧ください。
「Be(TCD076)」の特徴
「Be」の特徴はインストールして有効化した瞬間からおしゃれでかっこいいブログになるところ。
初期設定は女性的な印象を受けますが、テーマオプション機能で簡単なカスタマイズをするだけで、男性的なブログに変更することもできます。
TCD テーマオプション
TCD テーマは、ブログのデザイン設定をワンタッチで簡単に変更できる TCD テーマオプションという機能があります。
この機能が充実しているため、プラグインを探したり、余計にインストールする必要がなく、WordPress の管理面がすっきりします。
「Be」のテーマオプション機能について、各設定項目を知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ。

SEO 対策には有効?
過去の TCD テーマは SEO に弱いと噂されたりしますが、「Be」を筆頭に最近リリースされたものは内部構造も修正されていて、SEO 対策の観点でも効果的に感じます。
結論から言えば、最近リリースされたものであれば SEO に強いですし、当ブログで利用している「MAG」のように問題の指摘された過去テーマであっても、カスタマイズ次第で解決できます。
真相については具体的に解説した記事がありますので、こちらを参考にどうぞ。

ちなみにですが、提供元に関係なく、最近の有料 WordPress テーマであれば、SEO 対策の効果に大きな差はないと思います。
より重要なのはサイトの作り方やコンテンツですので、テーマ選びは自分のイメージが具現化できるかを大事にされてください。
「Be(TCD076)」の使用感
個人的な意見になりますが、「MAG」を基本に使っている私からすると、「Be」はずるいくらいに機能が充実しています。
ただ、ヘッダーのスライダーコンテンツや、ブログ記事のカルーセル、ネイティブ広告など、すべてのオプション機能を表示させるとモバイル表示速度にはかなり悪影響なので、使う機能は必要に応じて取捨選択しなければいけません。
ですが、アクセスの集まるトップページをはじめとしたデザインを、PHP や CSS ファイルの編集知識がなくても手軽にカスタマイズできるところは、コンテンツづくりに集中したいブロガーにとって助かるなぁと感じました。
SEO の効果としては、ドメイン取得 1 ヵ月のサイトでも Google 検索で上位表示できましたので、問題ないと思います。(画像クリックで拡大)
WordPress テーマとして非常に魅力的でおすすめできるのに、当サイトではなぜ「MAG」を利用しているのかについては、単純に「購入してあった MAG で結果を出してみたい」ということもありますが、
「MAG」の方がシンプルなつくりだったこともあり、内部構造のカスタマイズをして必要最小限の機能だけを取り入れるためで、最初に「Be」を購入していたらそのまま使っていたと思います。
「Be」を使っている参考サイト
2020年5月24日時点でTCD「Be」を利用している WordPress サイトをまとめました。
哲学や、心理学を通して人材教育などのコンサルティングを行う「NEW VISION」さんのサイト。TCD ミュージアムでも紹介されていました。
こちらのBeにリニューアル後、アクセス数が倍増しました!哲学や心理学等といった固いイメージの分野ですが、Beの綺麗なデザインのお蔭で評判は上々です。スタッフ一同とっても感謝しております。
YouTube やブログを通して自身の変化を発信、自分らしさを楽しむ大人のサロン運営を行う「Fun Recipe」さんのサイト。
火災保険の活用法を発信しながら、申請サポートを利用して保険加入者の受給漏れを救済している「火災保険申請ナビ.com」さんのサイト。
TCカラーセラピーを通して人生を変えるきっかけづくりなどのカウンセリングを行う「カラーセラピスト河野朱実」さんのサイト。
「女性の日常に役立つ知識集」、「気が向いたときにちょっと立ち寄れるお気に入りのカフェのような存在」をコンセプトに情報発信を行う「Riche」さんのサイト。
作る人の想いと美味しいお菓子を通して食文化を発信する「スイーツビレッジ」さんのサイト。
SNS の口コミ
Twitter で見つけた口コミをまとめました。まだリリースされてから日が浅いためか数は少ないです。
まとめ
今回は TCD シリーズの WordPress テーマ「Be」について紹介しました。
用途に応じて多彩に展開する TCD テーマはどれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
「Be」は初心者でも簡単に自分らしいブログを始められるというコンセプトでつくられた新しいテンプレートということもあり、これを買っておけばデザイン面で失敗したり、テーマの SEO 効果でアクセスが集まらないといったことはまず無いと思います。(2020年5月24日時点)
TCD「Be」がおすすめな人
- これからブログを新しく始めたい方
- ブログのデザインを一新したい方
- モバイルフレンドリーな最新テーマに変えたい方
購入を検討されていれば、公式サイトもチェックしてみてください。
見出し装飾のカスタマイズはこちらの記事を参考にしてみてください。

囲み枠のカスタマイズはこちらで紹介しています。

「Be」のモバイル表示速度を高速化して Core Web Vitals を最適化したい方はこちらを参考にどうぞ。
