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ユウキです。
今回は、WordPress のポテンシャルを高めてくれるプラグイン(拡張機能)を紹介します。
利用環境で、TCD テーマ「MAG」と「Be」については動作確認済みです。
使っている WordPress テーマによっては不具合が生じたり、サイトの方向性やジャンル的に不要なプラグインもあるので、必要に応じて取り入れてみてください。
- これから WordPress を始める方
- プラグイン選びに迷っている方
- TCD「Be」をカスタマイズしたい方
- TCD「MAG」をカスタマイズしたい方
目次
- 1 プラグインのインストール
- 1.1 AddQuicktag
- 1.2 All in One SEO Pack
- 1.3 Autoptimize
- 1.4 BackWPup
- 1.5 Broken Link Checker
- 1.6 Contact Form 7
- 1.7 EWWW Image Optimizer
- 1.8 Disable Gutenberg
- 1.9 Q2W3 Fixed Widget
- 1.10 Shortcoder
- 1.11 SiteGuard WP Plugin
- 1.12 Table of Contents Plus
- 1.13 TinyMCE Advanced
- 1.14 WebSub/PubSubHubbub
- 1.15 WP Mail SMTP
- 1.16 WP Multibyte Patch
- 1.17 WP-Optimize
- 2 まとめ
プラグインのインストール
まずは作業を始める前に、WordPress へインストールされている3つのプラグインについて、すべて不要なため削除しておきます。
管理画面左のメニューバーから【プラグイン】を選択して、画像のように表示される初期プラグインの【削除】を選択します。
削除できたら【新規追加】→【プラグインの検索】へ進み、以下のリストを参考に検索してインストール、有効化していきます。
AddQuicktag
AddQuicktag は、独自で追加した装飾を使いやすいようにエディタへクイックタグ機能を拡張するプラグインです。
設定方法と使い方はこちらの記事を参考にどうぞ。

All in One SEO Pack
All in One SEO Pack は、WordPress の SEO 対策を簡単な設定で最適化してくれる無料ツールで、「MAG」の機能をカバーしてくれるプラグインです。
TCD テーマと一緒に使用する場合、設定項目は2つで【一般設定】と【 XML サイトマップ】で、SNS 表示を最適化するための【ソーシャルメディア】設定は不要です。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

Autoptimize
Autoptimize は、WordPress を構成している各コードを最適化して表示速度を改善するプラグインです。
当サイトでは、他のカスタマイズと併用するため、CSS の最適化を目的として利用しています。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

BackWPup
BackWPup は、あなたの WordPress データを自動でバックアップしてくれるプラグインです。
レンタルサーバーでもバックアップされている場合はありますが、完全補償ではありませんし、復元にお金が必要な場合もあります。
プラグインの簡単な設定だけで、無料ですべてのデータをバックアップしておけるので、何かトラブルがあった際に復旧するための保険として設定しておきましょう。
Broken Link Checker
Broken Link Checker は、WordPress 内でエラーになったリンクを見つけて報告してくれるプラグインです。
Contact Form 7
Contact Form 7 は、WordPress にお問い合わせフォームなどを簡単に設置できるプラグインです。
利用する際は併せてスパム対策もしておきましょう。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizer は、主に画像ファイルを最適化して WordPress の表示速度を改善してくれるプラグインです。
WebP 形式の画像ファイルをアクセスしているブラウザに合わせて表示したい場合にも重宝します。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

Disable Gutenberg
Disable Gutenberg は、WordPress の投稿編集で使用するエディタをブロックエディターからクラシックエディタに変更してくれるプラグインです。
WordPress テーマによってブロックエディタだと機能が使えない場合があるので、必要に応じてインストールします。TCD「MAG」の場合はインストール推奨です。
設定は不要で、有効化するだけで使えますが、必ず TinyMCE Advanced と併せて利用しましょう。
ちなみに、WordPress 公式プラグインの Classic Editor は2021年末でサポート終了予定とのことですが、Disable Gutenberg は2022年以降も継続してサポートしてもらえるようです。
Does not “expire” in 2022!
Q2W3 Fixed Widget
Q2W3 Fixed Widget は、任意のウィジェットを追尾させることができます。当サイトでは Table of Contents Plus で表示している目次を追尾させています。
設定方法は Table of Contents Plus の解説記事に書いていますので、併せてご覧ください。
Shortcoder
Shortcoder は独自ショートコードを作成できる拡張機能で、定型文の作成、挿入、編集が簡単になります。Google アナリティクスと組み合わせてアフィリエイトリンクを管理する際も重宝します。
SiteGuard WP Plugin
SiteGuard WP Plugin は、WordPress 管理ページへ悪意あるログインを試みる攻撃から保護してくれるプラグインです。
主な機能として、管理ページのログイン URL を変更できるため、入り口が分からなくなります。
注意点として、セキュリティ機能の影響でログインできなくなる方もいるようですので、正しい設定をしたうえで、必要な情報は必ずメモに残しておきましょう。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

Table of Contents Plus
Table of Contents Plus は、見出しを利用して目次リンクを自動生成してくれるプラグインです。
オプション機能で、HTML サイトマップの自動生成もできます。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

TinyMCE Advanced
TinyMCE Advanced は、クラシックエディタの拡張プラグインです。
このプラグインの目的は、クラシックエディタの項目をカスタマイズするだけでなく、HTML コードの改善もあります。
プラグインを使わない場合、HTML コードが意図しない編集(改行タグの除去)を自動で行い、記事のデザインが崩れる恐れがあります。
プラグインをインストールしたら、以下の画像のように設定します。
以下のチェックボックスにチェックすることで、改行タグの除去と <br> タグの表記を停止して、すべての行で <p> タグが適用されるようになります。
WebSub/PubSubHubbub
WebSub/PubSubHubbub は、投稿を公開したり更新した際に送信される Ping を Hub サーバーに通知するためのプラグインです。
Ping 通知の目的はインデックスの促進ですが、Google は Ping サーバーを停止しており、代わりに Hub サーバーを提供しています。
プラグインの設定は不要で、有効化するだけで効果が得られます。
インデックス促進の効果を高めるには、併せて XML サイトマップと RSS サイトマップをウェブマスターツールに登録することも重要です。
All in One SEO Pack を利用して登録しておくことをおすすめします。
WP Mail SMTP
WP Mail SMTP はコンタクトフォームなど、システムで送るメールの到達率を高めるための拡張機能です。
詳しい設定についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patch は、英語圏がベースでつくられた WordPress に日本語を認識させて文字化けさせないようにするためのプラグインです。
WP-Optimize
WP-Optimize は、WordPress 内の不要なデータを削除して、動作を軽くするためのプラグインです。
主に記事を書いた際に自動で作成されている【リビジョン】や、データベースの不要ファイルなどを削除するのに利用します。
まとめ
お疲れ様でした。
各プラグインは、WordPress の表示速度に与える悪影響を抑えて、利便性を向上させるものについて紹介しました。
基本的に初期設定さえ完了すれば、更新作業以外で触れる機会はほとんどありませんので、多少、面倒でも丁寧に設定しておいてください。
プラグイン以外の設定項目を確認する際はこちらからどうぞ。
